2007年4月18日水曜日

背後からの射殺・・・長崎市長射殺事件・・・

 人は人を殺害してはならない・・・このテーゼは律令の昔から、罪とされている。逆に言えば、古の時より、人は人を殺し続けてきたのである。そして、我々は、殺人という所業を法秩序の中で、常に罪として、非としてきたのである。また、それが国家という枠組みであり、文化でもあった。
 しかし、時として我々は、改革、戦争として、それを是認することもあった。曰く、「大化の改新」「応仁の乱」、「明治維新」であったりする。ときに「天誅」といい、「一人一殺」といい、「散華」といい、われわれは、それを是認した。しかし、それらを是認する要素として不可欠であったものこそが、『大儀』であった。そして、『大儀』に見合う手段と方法とによって、それは遂げられたものであった。
 現在、この事件の背景にあるものは、全く見えてこない。相応の組織に帰属し、相応の立場の人間が、突如、惹起した軽挙妄動であったのであろうか・・・。
 いずれにせよ、今回の事件にそもそも『大儀』は全く看取できない。その方法と手段はいかなるものであったか。『大儀』という観点からすれば、まさしく、今回の暴挙は、単なる愚挙であろう。

 これを伝えるマスコミも明らかに杜撰であり、汚らわしく、忌まわしい存在であることを露呈している。日頃、正義・正論を標榜するテレビ朝日の不実さは、全くもって万死に値する。

城尾容疑者の「犯行声明」、「告発文」に訂正…テレビ朝日4月18日14時39分配信 読売新聞


 『大儀』を見失いつつある時代、巨大なるマスコミが糜爛臭を撒き散らす昨今では、こういった小さなブログにより、少しづつ正すべき方向性を模索しつつ、その声を皆で繋いで、忌避すべきものどもに対峙し続けることこそが、新たなる社会の創出につながることを信じております。

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